プロフィール

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プライベート写真

はじめまして!
障害者ファイナンシャルプランナーの
山口 真未(やまぐち まみ)です。

ブログへの訪問、ありがとうございます!
簡単に私のプロフィールをご紹介します。

※ちなみに写真は妹の結婚式です!笑

私は右側の黒ドレスですよ~

プロフィール

○資格
ファイナンシャルプランナー(AFP、FP技能士2級)
終活アドバイザー/オンライン心理カウンセラー/オンラインキャリアカウンセラー

○出身地
千葉県(生まれも育ちも”千葉”という、生粋の千葉県民です)

○経歴
千葉商業高校

東日本旅客鉄道株式会社(障害者雇用枠)

障害者のための独立系ファイナンシャルプランナー

○生年月
1990年1月生まれ(ついに来た!平成生まれ!!と、ずーっと言われてきました)

○血液型
A型(几帳面でもありますが、「だいたい」という言葉が大好きです)

○趣味
手芸、音楽鑑賞、エレクトーン演奏 など

手芸は幼少期より、刺繍や編み物など色々やりました。

学生時代、小学校から高校まで、ずーっと吹奏楽部だったため、音楽は生活に欠かせません!

でもエレクトーンは大人になってから始めましたので、まだまだ下手っぴです(笑)

道のり

<私の障害について>

まずは私の障害について、ご紹介します。

私は生まれつき、「ベスレムミオパチー」という先天性の筋肉疾患を抱えています。


おそらく多くの方が「どんな病気なのか」、「どんな障害なのか」想像ができないかと思います。

もう少し聞いたことのある病名では、「筋ジストロフィー」や「ミオパチー」というカテゴリの病気となります。

障害の内容を一言で表すならなれば、「全身の筋肉が弱い」ことです。
障害の程度としては、杖をつきながら、ゆっくり歩行が出来る、というイメージです。

他には、階段は手すりが必要、かがむことができない、など。
全身の筋肉が弱いため、出来ないことが細かく多岐にわたります。

今はまだ、ゆっくり歩くことができますが、「ゆるやかな進行性」のため、いずれは車イスや寝たきりの生活になります。

私の病気は難病で、治療法もありません。

また病気の進行が、次に身体のどこに症状が出てくるのか、わからないのも特徴の一つです。

そして私の場合は、2年ほど前より在宅にて、人工呼吸器を使用しています。
何故、この人工呼吸器の使用をあえて、記載したか。

それは私がこの”障害者ファイナンシャルプランナー”として、活動するきっかけでもあります。

<学校生活~OL時代>

私自身は上記に書いたとおり、先天性の病気ではありましたが、普通の県立小学校から高校まで卒業しました。

高校はたまたま、新築の校舎だったのでエレベーターがありましたが、幼稚園から小学校や中学校までは、階段を昇り降りしながら過ごしています。

もちろん体育の授業は出来ませんでしたが、学生時代は吹奏楽部の活動に明け暮れるなど、概ね(?)普通の学生生活でした。

吹奏楽部では、夏のコンクールで金賞を目指して、毎日のように練習の日々。

部活の合宿や修学旅行など、泊りにも友達に助けてもらって行きました。
(修学旅行で、集合時間に遅刻するー!って、車イスで爆走したりしました(笑))

周囲の人も障害者の教え子や友達なんて、私が初めてだったはず。

普通の学校でしたが、先生や友達にも恵まれて、今、思い返しても幸せな学生生活だったと思います。

高校卒業後は、障害者雇用枠にて、東日本旅客鉄道株式会社に就職しました。
事務職として経理業務や人事関連、秘書業務、教育関係など、幅広く担当。

職場の人にも恵まれて、私の障害のことを理解しつつ、バリバリと残業するくらいには仕事も任されていました。
(正直、残業しない日=飲みに行く日、というくらいには、仕事してました(笑))

そんな日々だったので、仕事はずっと続ける予定でいました。
ただ私の障害は、緩やかな進行性です。

いわゆる定年の60歳までは、働き続けられないかもしれない。

でも幸い、会社はバリアフリー対応がされたので、車イスになっても、ある程度は働けるはず!

仕事を辞めなきゃいけないのはずっと先のこと、と楽観視していました。
(もちろん、障害がある故のモロモロはありましたが・・・聞きたい方は、お問い合わせください(笑))

そんな時。
大きな変化として、2018年に呼吸器を使用せざるを得なくなり、少しだけ仕事を休むことになりました。

入院をして、機械に慣れるため、使う練習をするためのお休みです。

当初は1ヶ月程度のお休みで、復帰予定でしたので、休むときも「しばらく休みまーす!」って言ってました(笑)

しかし、この機械の使用により、通勤自体が難しくなりました。

最初は夜間の睡眠時のみ使用する予定でしたが、身体に限界が来ていたようで、日中も使う必要が出てしまったのです。

今でこそ、「在宅ワーク」や「サテライトオフィス」などの言葉が出てきていますよね。

しかしその当時は、まだまだ「在宅ワーク」等の言葉が、世の中にようやく出てきた、という時期。

残念ながら、まだ会社には在宅の勤務制度もありませんでした。

仮に導入されたとしても、仕事の内容から考えても、毎日ずっと在宅で仕事をすることは難しいな。

そんな風に私は考えて、思い切って仕事を辞めちゃいました!(笑)

有難いことに、会社の上司や先輩方には、ずいぶんと引き留めてもらいました。
本当に、今でも感謝しています。

そんな有難い環境を手放した時から、”お金”と真剣に向き合う日々が始まりました。
今までは正社員で、残業もするくらいには仕事がある。

お金の面では、月収もボーナスもある、という生活だったので、”無駄遣いさえしなければ”という程度の意識。

その”安定した収入”が無くなって初めて、障害者には、特有のお金に関するリスクがあることに気付くことができました。

<障害者のためのお金の話>

障害を抱えている場合、”一般的な保険に入れない”ということは、概ね皆さんも経験したことがあるかと思います。

では、その保険の代わりについて、真剣に考えたことがありますか?

正直、私はあまり、考えたことがありませんでした。
そのため仕事を辞めてから、改めて、お金に関するリスクを考えてみました。

私のように進行性の病気の場合、その治療費がずーっとかかりますよね。
今は国の制度等を利用すれば、治療費そのものは安く済むこともあります。

しかし・・・

  • 治療の間、仕事ができなかったら収入はどうしよう。
  • これから新しく必要になるかもしれない、補助器具を買うために必要なお金はどうしよう。(例:電動車イス、電動ベッド etc)
  • 住むところ、今は一人暮らしだけど・・・賃貸住宅にずっと住めるかな?
  • いつか仕事が出来なくなったとき、どうしよう。

パッと思いつくだけでも、真っ暗な未来ですね(汗)

そう考えたとき、もちろん、お金について本やネットを駆使して調べました!
でも中々、私が知りたい情報が出てこない・・・

よし!
それなら、「お金の知識」を基礎から勉強しよう!!

そんな自分本位な考えで、取得した資格がファイナンシャルプランナーです。
なかなか自分勝手な、理由ですね(笑)

でも勉強して、本当に良かったな、と思っています。

勉強したからこそ、障害者の私が気を付けるべき、「お金の使い方・貯め方」があると分かりましたから。

お金の未来を見ること、貯蓄する方法、気を付けるポイント。
どれも大切ですが、色々な制度があるので難しいですよね。

更に障害者の私は国や自治体にあるような、障害者向けの制度も利用した上で、お金の使い方を計画したい!

しかし元々、お金に関する制度は難しいのに、国や自治体などの制度は更に難しいし、とっても複雑。

残念ながら、これらの国等に関する制度をわかりやすく解説してくれる、本やサイトはバラバラで、見づらい・・・

(これは私の探し方が下手なせいかも・・・?)

さらにさらに、お金の気を付けるべきポイントは、障害の内容や程度によっても変わってくるはず。

そう考えた私は、障害者を専門に、お金の相談できる人がいるべき!と思いました。

<私の目標>

多くの人が、”お金に関する不安”を少なからず抱えている世の中ですが、その中でも、障害者の場合は少し特殊です。

この”特殊”は、良い面も嫌な面もあります。

もちろん私のように、いきなり仕事を辞めて、ということは少ないかと思います。

進行性の病気だからといって、このような未来があるわけではありません。

しかし障害があるから、必要になるお金があることも事実です。

そして!
必要になるお金をどのように生み出すか、どのように計画するか、が重要です。

その方法さえ分かってしまえば、不必要に未来を悲観することもありません。
当然ですが、楽しい計画を盛り込むこともできます!

未来をどのように計画していくか。
障害があるからこそ、抱えているリスクをどうするか。

私が仕事を辞めたときに、漠然と抱えたお金の不安は、もしかしたら誰もが思いながら日々を過ごしているのかもしれない。

そのお金の不安を少しでも和らげるお手伝いが、私にはできるかもしれない。

「障害者のファイナンシャルプランナー」だからこそ、気付くことができるお金の使い道があるはず!

ちょっとだけ、”特殊な”お金の計画や使い道について、このブログで広めていくこと。

これが私の目標です。

障害者ファイナンシャルプランナー
 山口 真未(やまぐち まみ)

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