こんにちは!障害者ファイナンシャルプランナーの山口真未です。

家について、具体的に決まりだすと、いよいよ住宅ローンの契約になりますよね。
住宅ローンで、一番気になるのは金利が高いかどうか?でしょうか。
実は、金利以外にもチェックしてほしいポイントがあります!
ココでは住宅ローンを契約する前に、確認してほしい金利以外のチェックポイントを紹介します。
(※住宅ローンの金利について知りたい!という方は、こちらへどうぞ↓)
住宅ローンを選ぶときのポイントは?

住宅ローンで比較するとき、一番気になるのは金利の利率。
もちろん金利がダイレクトに返済金額へ影響を与えますので、とても重要なコト。
でも実は、金利以外にも重要になるポイントが!
金利だけじゃない!
住宅ローンといえば、金利が気になりますよね。
変動金利か固定金利か、を決めるので手いっぱいで・・・とか。
金利が少しでも安いところで、借りられるか調べたり。
もちろん金利の比較は重要で、絶対に疎かにしてはダメ!!
同じような条件で、銀行を変えるだけで金利が安くなることは多いので、しっかり比べましょう。
また複数の銀行で悩んでいるなら、契約時に再度チェックすることも大切。
金利は月単位で変わるため、先月まではこっちの方が安かったけど・・・ということも起こります。
ぜひ契約候補をいくつかあげておいて、いざ契約!という時に再度、金利を比較してみて。
さて、重要な金利の比較ですが、住宅ローンは金利以外の条件もとても大切。
他の条件を疎かにすると、金利以上に損をする可能性も!!
他にもこんなにある!チェックして欲しいこと一覧!
では他に何を気にするの?と、思った方。
チェックしてほしいことを、簡単に一覧にしてみました!
ぜひ住宅ローンの契約前にチェックしてみてくださいね。
ざっとチェックしてほしい内容を書きました。
それでは、簡単に内容を紹介しますね。
(※そもそも、団体信用生命保険って?という方は、こちらへどうぞ↓)
手数料はいくらかかる?
銀行でローンを組むときに、かかる諸費用として「融資手数料」がかかります。(厳密には、他にも色々な手数料がかかります。)
いわゆる事務手数料、とイメージしてもらえればわかりやすいですね。
この手数料が数万円かかる銀行もあれば、融資の金額に対して〇%と設けているところも。
他にも、保証会社への「保証料」も銀行によって、変わるもの。
概ねネット銀行や大手の銀行でもネット限定商品は、これらが安い傾向にありますので要チェック!
団体信用生命保険は加入すると、金利は変わる?
団体信用生命保険(以下、団信)に加入する場合、となりますが。
金融機関が団信分を負担して入るため、基本はローンを借りる側に負担が無いことが多いですね。
ただしフラット35の場合は、自分で団信の加入を選ぶことができます。
よって団信に加入すると、金利が上乗せされることになります。
その団信の金利を把握して、実際にいくら毎月払うことになるのか計算してみましょう。
もしかしたら、民間の保険会社で備えることができる場合もあります。
支払う金額と保障内容をよく検討してから、団信への加入を決めるのがオススメですよ。
団体信用生命保険の内容は、他と比べて自分に合ってる?
実は団信の内容は全て、一律ではありません。
銀行によっては、死亡時以外にも保証してくれる場合も。
例えば、がんの診断を受けたとき、就労できない期間が一定期間ある場合、など様々なケースがあります。
住宅ローンは長い目で計画するものですので、リスクには可能な限り対応しておきたくなりますよね。
しかし銀行によっては、盛り沢山の保障内容が基準として、金利に反映されている場合も。
心配になる気持ちもありますが、民間の保険で備えた方が安くなる、ことも大いにありえます。
また内容次第では、団信の適用される条件が厳しい、ということも。
中には、「いやいや、そこまでになったら住宅ローンを払うどころじゃないよ!?」みたいなのも・・・。
ぜひ団信の保障内容の詳しい条項まで、一度目を通してみましょう。
+αの保険は加入する?
住宅ローンを組む際に、団信の内容をグレードアップする、という選択肢があります。
例えば、金利に〇%上乗せすると、三大疾病のときもカバーされますよというものですね。
もちろん未来は正確に予想はムリですから、その〇%なら・・・と思ってしまうことも。
ただ既にご紹介している通り、民間の保険で間に合うこともありえます。
また〇%と聞くと、少ない金額に思えても、実際に毎月の支払額として金額に直すと、高い!と思うことも。
ぜひ保険も含めて、トータルで支払う金額を試算してみるのがオススメですよ。
繰上返済するための最低金額は?
毎月のローン返済以外に、まとまったお金で繰り上げ返済を計画していく、こともあります。
この繰上返済にも、銀行ごとに金額や手数料などの決まりがあります。
1円からできる銀行もあれば、100万円からでないと、というところも。
細々とやりたい、という人は金額にもチェックですね。
また繰り上げ返済の度に、手数料がかかる銀行は要チェックですね。
その他オプションは?
銀行によっては、住宅ローンの契約で無料のオプションがついてくるところも。
例えば、無料の医療相談や女性専用ローンなら優待サービスがある、ということも。
生活することを考えれば、これらのサービスをぜひ活用したいですよね。
もちろん、金利や団信などの比較が大事になりますが、これらのオプションサービスも比較してみてくださいね。
繰上返済はやりすぎ注意!

住宅ローンを組んだら、ガンガン繰り上げ返済する!と決めている方へ。
もちろん、住宅ローンは返済までの期間が長ければ長いほど、利息が負担になります。
短いに越したことはないし、住宅ローンをいつまでも払い続けるなんて、不安になるという気持ちもわかります。
ただ繰り上げ返済は、計画的に行うことをオススメしますよ。
なぜなら繰り上げ返済したお金は、もう帰ってくることはないから!
もし繰り上げ返済した次の日に、体調が悪くなって長期の入院に・・・となることもありえます。
障害者の方は特に、自分の身体と向き合いながら返済する、という心構えが重要。
もちろん働けなくなったときに使うお金は、貯金で用意しているし!と思っても。
病気の治療や毎月の住宅ローンの返済、日々の生活で精いっぱい。
お子さんの教育費として、まとまったお金が必要になったのに足りない!!となれば、悲しいですよね。
他にもパートナーがいるから大丈夫と思っても、お互いに体調を崩してしまう、ということもありえます。
繰り上げ返済は、決して良い面ばかりではないこと。
まとめて行う繰り上げ返済は、ライフプランでお金の未来を計画しながら行うことが大切ですよ。
住宅ローンの契約前には、厳しいチェックを!

住宅ローンは金利が高いか、安いかという数字に目が行きがちです。
しかし実は、金利以外にもチェックしないと、損をする項目が多いのも事実。
手数料などはチリツモの出費かもしれませんが、長く付き合う住宅ローンだからこそ重要です。
他の保険なども込みにして、トータルなお金の支払いを見て選ぶことがオススメ!
そして、もちろん住宅ローンの計画前には、ライフプランの作成が大切。
ぜひ人生という大きな視点で、大丈夫かな?とチェックしてみてくださいね。
ファイナンシャルプランナー 山口 真未
コメント