いつの時代でも、お金の話題は気になることも多いですよね。
その中でもよく聞く言葉として、「ライフプランを作成しよう」と言われませんか?
では、この「ライフプラン」とは、どのようなものかご存知でしょうか。
ここでは「ライフプラン」の紹介と、なぜ必要なのかを解説しますね。
「ライフプラン」とは
先に申し上げますと・・・
「ライフプラン」という言葉の説明に、正解の回答はありません!
最初にこれを言ってしまうと、この記事すべてが無駄なのでは、と心配ですよね。
大丈夫です!きちんと、納得できるように説明します!
そもそも「ライフプラン」を、直訳すれば、
- ライフ=人生
- プラン=計画
となりますよね。
そのため、「ライフプラン」=「人生の計画」です。
では、その「人生の計画」とは、どのようなものを連想しますか?
よくあるのは・・・
キラキラとした、楽しい夢や計画が浮かびますよね!
ではこの夢や計画は、何も考えずに、自由に実現できますか?
どんなに楽しくて、誰もが憧れるような計画にも、お金の話は必要です。
「ライフプラン」とは、あなたの思い描く人生の計画に沿って、お金の計画をすることを指します。
なぜ「ライフプラン」は必要なの?

では、「お金の計画」はなぜ、必要なのでしょうか?
そもそも働くことができれば、金額の大小はあれど、一定の収入はありますよね。
叶えたい夢や目標があったとして、人生の計画に沿ってお金の計画をするなど、面倒と
いう意見もわかります。
ここでは、そんな面倒をしても、ぜひ計画してほしい!という理由を紹介しますね。
平均寿命が延びている
「人生100年時代」と、よく聞く今日この頃。
この言葉、CMでもよく言われるため、一度は聞いたことありますよね。
では、なぜ人生が100年も続くことと、お金の計画をすることが関連するのでしょうか?
簡単に言ってしまえば、人の寿命が延びる=お金が必要になる時間が長くなる、と言われています。
昔は仕事を定年退職し、リタイア後はゆったり過ごしても、年金と貯蓄があれば、お金の心配はさほどありませんでした。
例えば、前の東京オリンピックがあった頃の昭和40年(1965年)。
平均寿命は、男性が約68歳、女性が約73歳。
しかし今は平均寿命でも80歳を超えて、100歳まで生きることもあまり珍しくありません。
では、その寿命まで生きると仮定して、年金のみで過ごせるでしょうか。
これはNO(ノー)である、ということが大きくクローズアップされたのが、「老後2,000万円問題」ですよね。
本当に2,000万円も必要なのか。
貯蓄を増やすためにはどうすればいいのか。
おそらく、「老後2,000万円問題」が話題の際に、誰もが思ったことを解決する方法の1つが「ライフプラン」の作成です。
未来に必要なお金だけでなく、貯蓄を増やすために今の収入や使っているお金を見ることができる、”万能調味料”のようなものです。
また定年退職後もやりたいことがある、夢を実現したい、などという方も多いですよね。
では定年退職後に、普段の生活+夢を実現するお金まで、働いて稼ぐことができますか?
なかなか現実的には、現役時代並みに収入を得ることは難しいですよね。
結論、ゆったりと生活する、夢を実現する、そのためにも計画的に準備することが大切、ということですね。
夢を叶える
20代や30代の方からすれば、定年退職なんて先の未来を考えてもしょうがない、って思うかもしれませんね。
今、どんなに自分の60代や70代を思い描いても、世の中次第でしょ!
そんな声も聞こえてきそうですね。
確かに社会保障制度や民間の保険制度など、変わる可能性があります。
また、自分の考え方も変わったり、生活環境が変わることも。
しかし老後の未来だけではなく、例えば3年後や5年後といった、近い未来にも関係するのが「ライフプラン」です。
上に書いた通り、近い未来、叶えたい夢がある場合は、よりわかりやすいですよね。
その夢に向けた、資金作りの為にライフプランを作る、というと必要性が増します。
また、その”叶えたい夢”は、自分以外の場合でも当てはまります。
自分の大切な人であったり、子供であったり。
お金がすべて、とは言いませんし、大金持ちになる必要もないと思います。
(もちろん、金持ちには私もなりたいです!(笑))
今、既にわかっている自分の収入や生活費、未来の夢や計画にかけたいお金。
これらを今の社会保障や未知のリスクまで、可能な限り考慮して計画を立てていきます。
そして、いざ必要な時に慌てなくてもいいように、可能な限り準備することを目的としています。
自分や自分の大切な人が、描く未来を実現するために、「ライフプラン」というお金の計画を立てていきましょう。
未来の不安を解消する
ここまで老後の話、夢の話で「ライフプラン」の必要性を紹介しました。
紹介した内容に偽りはありませんが、現実問題として、そこまで考えが及ばない、という方もいらっしゃいます。
今の生活に精一杯で、お金といえば不安ばかりが思いつくという場合もあります。
特に障害者の方は、病気の不安と同時に、お金の不安がセットになっていることもありますよね。
プロフィールの通り、私も障害者なので、その不安もわかります。
(上に書いた不安は、まさに私の不安です(笑))
この不安を完全に無くすことはできませんが、軽減することはできます!
まず不安を感じること、未来に起こるリスクを把握して、金額に換算します。
このリスクの金額をライフプランに盛り込むことができれば、必要になるお金や時期がわかりますよね。
この具体的な、「不安に対するお金を把握する」ことが第一歩です。
把握することができれば、「どれくらいのお金」を、「どのように用意しようか」、と解決策を考えることができますよね。
これにより、日々をビクビクすることなく、不安ばかりを抱えて過ごす時間を少なくすることができます。
また無理に毎日、節約ばかりして、楽しい趣味や好きなことをすることに罪悪感もなくなるかも(?)しれませんね!
定期的に「ライフプラン」を作成しよう!

ここまで、ライフプランのこと、ライフプランを計画する理由などを紹介してきました。
少し「ライフプランを立てることで、見えてくる未来がある」、とわかっていただけたと思います。
ただし!
重要なのは、「”今の”自分に合った、ライフプランを計画すること」です。
ライフプランは1度、計画すれば終わり、ということではありません。
例えば、生活の環境が変わったり、家族ができたり、新しい夢ができたりすることもあります。
ライフプランは定期的に見直して、”今の”自分に合っているか確認しながらお金と上手く付き合っていきましょう!
ライフプランを作ることの大切さがが分かっても、作るのは1人では難しいですよね。
私も早く、障害者向けのライフプラン作成のお手伝いをしたいところですが。
ただいま、急ぎ準備を進めております!
より良いサービスを届けられるよう万全の準備を行いたい、と考えておりますので、今しばらくお待ちください。
では、最後までお読みいただきありがとうございました!
ファイナンシャルプランナー 山口 真未
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